2020年11月2日放送のあさイチで歩き方について紹介されました!
歩くだけで腰痛対策やダイエット、若返り、また更年期障害の改善になる理由とは・・・
歩き方
腰痛対策
神戸学院大学教授・松原貴子さんが教えてくれました。
腰痛があっても体に異常が見つからない場合、痛みに支配された脳が原因のことも。
腰痛による不安やストレスが、脳が出す痛みを抑えるドーパミンなどの物質を出にくくしています。
そんな時は、1日15分、集中して歩くだけで改善できる可能性が。
腰の痛みを考えない時間を作ることで、不安やストレスが軽くなり、痛みを和らげるドーパミンなどの働きが力を取り戻します。
腰痛対策の歩き方
1)両肘を胸の高さまで上げ、背筋を伸ばします。
2)腕を下ろしたらおなかと背中に手を当て、伸びていることを確認。
3)歩く間はこの姿勢をキープすることに集中します。
また、毎日記録を付けます。
以下の項目を記録することで、痛みを客観的に把握できるようになります。
- 日にち
- 天気
- 1日の歩数
- 集中して歩いた時間
- 痛みの度合い(10段階)
- できたこと・がんばったこと
今回実験に参加された3名とも痛みの度合いが減り、効果が現れていました。
腰痛にとらわれないようになるのがポイントですね。
おなかひっこめ歩きダイエット
国際医療福祉大学助教・屋嘉比章紘さんが教えてくれました。
おなかをひっこめることで筋肉に負荷がかかり、これにより消費カロリーも上がります。
内部の筋肉なので使っていない人が多く、効果が高いそうです。
おなかひっこめ歩きで鍛えられる腹横筋は天然のコルセットと言われており、体幹が安定し、姿勢も改善します。
おなかひっこめ歩きダイエットのやり方
1)姿勢を伸ばします
2)へその下を意識して、苦しくない程度に凹ませます
3)この状態を意識して歩きます
会話ができるくらいに留めておくのがポイントです。
今回実験に参加された方は-2kgの減量に成功しました。
体力が若返るメリハリ早歩き
乳酸が出るレベルの運動をすることで持久力が上がります。
信州大学医学部特任教授・能勢博さんが教えてくれました。
メリハリ早歩きのやり方
1)3分早歩きします
2)3分普通に歩きます
早歩きは、電車やバスに乗り遅れそうな時の急ぎ足。
息がちょっと弾み、胸がドキドキするくらいです。
メリハリ歩きのコツは
1)背筋を伸ばし、25メートル先を見る
2)普段より3〜5cm大股で歩く
3)腕を大きく振る
早歩きは、週のトータルで50分行います。
コツコツやっても、まとめてやってもOK。
実験によると5ヶ月間で持久力が平均9%アップし、これは10歳若返ったことになります。
また太ももの前側の筋肉も鍛えることが出来ます。
ウォーキングで更年期障害が改善
同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター教授・米井嘉一さんが教えてくれました。
閉経が近づくと卵巣からのエストロゲンが減るため、イライラや肩こりなどの更年期障害が起こります。
その更年期障害改善の鍵を握るのがDHEAというホルモン。
DHEAは副腎から分泌されており、女性ホルモンや男性ホルモンのもとになっています。
ウォーキングのような単純な運動を行うことで、このDHEAの分泌を促すことができます。
米井さんの研究によると、運動習慣のない40歳前後の女性11人に
週3回・1回40分のウォーキングを行ったところ、DHEAが22.9%上昇。
また更年期の自覚症状にも改善が見られました。
歩いて得するアプリサービス
●Coke ON

歩数に応じてスタンプがたまり、15個集めると対象の自動販売機で飲み物がただでGETできます。
●ダイエットBOX
・AppStore

・Google Play
1日5,000歩で1ポイントがたまり、ポイントを食べ物に交換できます。
まとめ
あさイチで特集された歩き方についてまとめました。
歩くことってこんなに効果があるんですね。
なかなか継続は難しいですが、アプリなども活用してやってみましょう!